息子を連れて電車に乗ると、お年寄りの女性2人が
「息子夫婦はお盆にも会いに来ないし若い人たちはお墓参りをしなくなった。」という話をしていました。私自身を振り返って考えると、祖父が亡くなって10年が経つのにお墓参りをしたのは数回。ここ何年もしていないことに気がつかされました。祖父が生きていたら絶対に曽孫に会いたかったはずですが、日常生活に追われそんなことを考えもしませんでした。お盆の時期は終わってましたが、親に電話をして一緒にお墓参りをすることにしました。
数年ぶりのお墓参りに行った日はとてもよい天気であり、まるで祖父に歓迎されているような気持ちになりました。息子もお墓参りに連れてきたので久しぶりに孫に会え親も喜んでおり、息子もつれてこれて本当に良かったと思いました。
お参りをしお線香につけた火が消えるまで親と祖父との思い出について話しました。優しくて沢山可愛がってくれた祖父との思い出を沢山思い出し、あんなに私のために色々してくれた祖父のお墓参りすら来なかったことを申し訳なく思いました。これからは毎年どこか行ける時に息子と行こうと思います。