真夏の最も暑い時期に迎えるお盆は、1年の中でもお墓参りに行く人がとても多くなります。夏場ということでお墓参りに行く際には、涼しく過ごせる恰好で出かけることになりますが、夏といえばお祭りです。お祭りに限ったことではありませんが、夏の日本のファッションに浴衣は外せません。真夏であれば浴衣姿で、盆踊りに行ったり花火大会へ行くなど、夏ならではのイベントを満喫できます。またお盆にはお墓参りにも行きますので、その際に浴衣を着用したいと考えることもありますが、果たして浴衣でも良いかは若干迷う部分です。お祭りなど遊びに行くために着用するのは良いものの、お墓参りに浴衣を選ぶのは失礼といった考え方もあります。現代人にとって浴衣は夏の和装ファッションですが、もともと浴衣は寝巻きです。ご先祖様を第一に考えて感謝をするお墓参りに、本当にふさわしい恰好かというと考えてしまいます。素敵な柄や色の浴衣は多くありますが、部屋着の部類に入るのは否めず、だからと言って絶対にダメというわけでもありません。